ゼロコレなひと紹介 プロフィール

vol.1

『土佐のいごっそう』はバリ家具で勝負!!!  

『土佐のいごっそう』はバリ家具で勝負!!!
岡田竜平  (おかだ りょうへい)

『いごっそう』とは土佐弁で「頑固一徹」「負けず嫌い」な男を意味するが、きっと彼のような男を『いごっそう』と呼ぶのだろう。
僕らは同じ大学の陸上部に所属していたが、夏休みのある日、彼はふらりとニュージーランドに行ってしまい、数ヶ月後、当時はまだ流行初めだったスノーボードにどっぷりはまって帰国。その後の彼はスノーボード一徹!なんと大学卒業後にはプロ選手に。しかもオリンピックの代表候補になるほどの超一流選手になってしまった。やると決めたらトコトンやる、それが岡田竜平なのである。
そんな彼も昨年引退。「子供の頃から木製家具の温もりが好きやったがちや」 と土佐弁で語る彼は、世界中の家具を見てまわり、「これや!」と直感した“バリ家具”に第二の人生を賭けた。
チークという木材で作られるバリ家具は耐久性に優れ、時が経つにつれ表面にロウ成分が染み出て味わいが増す。そこに惚れたと彼は言う。
彼の家具に対するこだわりは商品選びに妥協を許さない。最高の商品を仕入れるために2ヶ月以上も現地滞在し、吟味する。「サイズが日本人に合うように現地でオーダーして作ってもろうちゅうき、オレが欲しいくらいながちや」と扱う商品に自信満々だ。
出店場所にもこだわった。「バリ家具の癒しのイメージとここの環境がバッチリあっちゅう」と、エメラルドグリーンに煌めく仁淀川の畔に店を構えたのだ。ロケーションにまでこだわる意外なほどの繊細さ、この男、あなどれないぞ。
スノーボードからバリ家具へ……。彼のチャレンジはまだまだ続く。果たしてこの男は僕たちをどこまで魅了させてくれるのか?これからも目を離せない注目の“いごっそう”、それが土佐の岡田竜平だ!


バリ家具ショップ canngu ホームページはこちら↓
http://www.canggu.jp/


文&写真  忠政ひろふみ

vol.2

もっと音楽を楽しもう!!!  

もっと音楽を楽しもう!!!
大久保 一恵 (おおくぼかずえ)

 愛媛の音楽ファンなら、この人を知らない人はいないでしょう。そうです!愛媛音楽界の小さな“グレート・マザー”!! モア・ミュージック松山本店のマネージャー、大久保一恵さんです。
 お店をオープンしてから24年、昨年夏に銀天街商店街から大手町の目抜き通り沿いに移転したお洒落な店内に一歩入ると、いくつになっても若々しくってカワイらしい一恵さんの笑顔と、最高に心地よくってセンスのいい音楽でお出迎え。ストレスフルな僕の心を優しく解きほぐしてくれます。僕にとってモア・ミュージックは心のオアシス。一恵さんは、人を楽しませたり、喜ばせたり、癒したりすることができる音楽の力をさらに引き出し、増幅して、僕らの心に響かせてくれる物凄く高性能で繊細な“アンプ”みたいな人です。そんなステキな魔法が使えるのは、きっと一恵さんが誰よりも音楽好きだからに違いありません。
 CDやレコードを販売するだけでなく、たくさんの人に本物の音楽を楽しんでもらうために、これまでに県内外、さらには海外から様々なジャンルのアーティストを招いてライブを開催してきた一恵さん、今後の目標は??と尋ねると
「まずは来年の25周年に記念のCDを作るでしょ~、それから中古レコードファンを増やすために『レコードの磨き方教室』ってのもやりたいの。それから…それから…」
音楽のいろんな楽しみ方を次から次へと思いつき、みんなに提供していく一恵さん。彼女は僕らの暮らしを豊かにする敏腕音楽プロデューサーです!


モア・ミュージック ホームページはこちら↓
http://www.moremusic.co.jp/


文&写真  忠政ひろふみ

vol.3

松山の片隅から全国へ、“味”ある作品発信中!!  

松山の片隅から全国へ、“味”ある作品発信中!!
石田誠 (いしだまこと)

 松山市の南の端、三坂峠の麓に広がる森の中でひっそりと工房を構え、日々黙々と一人創作活動にいそしむ男がいる。その名は石田誠、職業は陶芸家。石田さんは久万高原町出身、22歳で陶芸を志し、焼き物所である愛知県瀬戸市で修行。約10年前に愛媛に戻り、故郷に程近いこの地に工房を構えた。
 愛媛で陶芸と言うと砥部焼が真っ先に連想されるが、石田さんは『南蛮焼し締め』という沖縄に伝わる製法で作品を作る。工房にある巨大な登り窯で三日三晩、不眠不休で薪をくべながら赤褐色になるまで焼き上げられた作品は、作者の優しいながらも芯の強い性格がそのまま作風に現われるのだろう、素朴で柔らかな風合いを醸し出しながらも、どこか凛とした雰囲気も持っている。
 実は僕は、石田さんの作品の愛用者の一人。石田さんの作る南蛮の食器は野菜でも魚でも、どんな食材でも引き立てる力を持つ。特に褐色の茶碗に盛られた白ご飯はそれだけでご馳走に見えてしまうから不思議だ。そんな視覚からの味わいを引き立ててくれる石田さんの作品のファンは日本全国に広がり、毎月のように東京を始め全国各地で個展が開催されるほか、様々な雑誌で取り上げられるなど、年々注目度が高まっている。
 こんな人気作家の石田さんだが、実際の人柄はというと……遊びに行くといつも作業の手を休めてお茶を入れてくれて、世間話に付き合ってくれる。時にはポロポロとギターなんか弾いてくれたりして…… マイペースで気さくな兄貴と言った感じ。こんな彼だからこそ味のある食器を作ることができるんだろうな。どんなにメジャーになっても奢ることなく変わらない石田さん、作品だけじゃなくアナタ自身が最高にカッコいいです!


<石田誠 個展情報>

 日程        タイトル            ギャラリー名
7/14~29  「夏の日に、あるもの」展     空音    (東京・東中野)

7/21~8/4 「土焼きのうつわ展」個展     ごっと洞  (名古屋)

7/28~8/2 「ビアパーティー展」        shizen   (東京・千駄ケ谷)

8/3~8/26 「八月 白磁展」          うつわ穂垂 (奈良)

9月下旬   「石田誠 海野毅 二人展」   魯山     (東京・西荻窪)

11/15~23 「石田誠 陶展」          うつわ祥見 (鎌倉)


文&写真  忠政ひろふみ

vol.4

ほのぼのイラストレーターの意外な一面  

ほのぼのイラストレーターの意外な一面
日野 理英 (ひの りえ)

 日野理英さんの名前を聞いてもピンと来る人は少ないかも知れないけど、愛媛に住んでいる人なら誰でも一度は彼女のイラストを目にしたことがあるでしょう。「えっ?」と思う人はただ気がついてないだけですよ。県内で発行されている雑誌や広告、さらにはテレビCMにいたるまで、いろんなメディアで、ほのぼのとした心温まるイラストを提供し続ける日野さん。実は3年前までの数年間、某全国誌でネコを題材にした漫画を連載していたという全国区の実力の持ち主でもあるのです。
 そんな日野さんですが、その優しい人柄とは裏腹に芯の強い部分を持っていて、人気イラストレーターとしての地位を築いた今も勉強と研究の毎日。意外にもこれまで独学でイラストを学んできたと言うからその根性は相当のもの。イラストに対するこだわりも強く「イラストを描くためには本物を見ないといけんのよ!」と言う日野さん。例えば一輪の花のイラストを描く場合、普通なら写真を見て済ますところを、彼女はわざわざ野山まで出かけていって、実物を自分の目で見て描くと言うのだから、その飽くなき探究心は半端な物じゃありません!
 とにかく本物を追求し、いろんなことを吸収し続ける彼女ですが、その興味はイラストだけに留まらず、最近は仕事を通じてめぐり合った自然保護の活動にも積極的に参加。「イラストレーターとしての経験を生かして、みんなに自然の大切さを伝えて行きたいんよね~」と熱く語る日野さん。その思いはきっとアナタの生み出す心のこもったイラストたちが叶えてくれると思いますよ!


文&写真  忠政ひろふみ

vol.5

更なる飛躍をめざすママさんアナウンサー  

更なる飛躍をめざすママさんアナウンサー
水口 佳美 (みなくち よしみ)

 お子さんを抱きかかえて満面のこの笑顔!どこかで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?そう、元愛媛朝日テレビアナウンサーの水口佳美さんです。
 僕と水口よしみさんとの出会いは情報番組での共演。朗らかで笑顔がステキ、温暖な瀬戸内で育った典型的な愛媛県人と言った感じの親しみやすいイメージで、大変人気のあったアナウンサーでしたが、2006年末、結婚を機にテレビ局を退社し、現在はイベントや結婚式の司会を中心に活動するフリーアナウンサーとして活躍。今年5月には長女『葵ちゃん』を出産し、仕事の傍ら新米ママさんとして奮闘する毎日を送っています。
 仕事に家事、そして育児と、実に『三足の草鞋』を履く水口さん、さぞや多忙な毎日を送っているのだろうと思いきや、「主人やお互いの両親に助けてもらって楽しくやってますよ」と、事も無げに話すその姿はすっかり頼れるお母さん。一緒に番組に出演してたころはまだまだ頼りなさを感じることもあったのですが…… 母親になるということで人は大きく成長するのですね。
 母親になったことで仕事に対する意識も随分変わったそうで「これからはアナウンサーという経験を活かして、出産や育児に関する情報発信をしていきたいんですよ!」と、熱く語る水口さんはその夢を叶えるべく、葵ちゃんとともに勉強とチャレンジの日々を送る。 育児に対しては色んな問題が報道される昨今ですが、彼女のようなアナウンサーが活躍してくれたら、この街はもっと住みやすい街になること間違いなし! 水口さんのこれからの活躍、みなさん要チェックですよ!


水口佳美さんの育児ブログはこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/yoppy_wakuwaku0118/


文&写真 忠政ひろふみ

vol.6

あの爆笑漫談が再び愛媛に帰ってくる!?  

あの爆笑漫談が再び愛媛に帰ってくる!?
南野やじ (みなみの やじ)

 袈裟姿で木魚をポクポク叩き、ボードを埋め尽くすように書き綴られた四文字熟語をお経を読み上げるように絶叫!そして聴衆を笑いの渦へと引き込む…… お笑いファンならきっと知っているはず!日本一のピン芸人を決めるあの有名な『R-1グランプリ』において2度も決勝に進出した実績を持つ実力派芸人。そう、南野やじ君です!!
 芸風や風貌からしてかなり“文科系”な香りが漂っているやじ君ですが、実は大の『マラソン好き』。僕が知り合ったのも、共通の知人を介して愛媛マラソンに出場していただけないものかとお願いしたことがきっかけ。しかも無理なお願いにもかかわらず、二つ返事で出場をOKしてくれた上に、「せっかくだから松山でネタを披露しよう!」とライブまで開催してしまう行動力とフットワークの軽さにはただただ脱帽。さすが人気の芸人さんはバイタリティーが違います。
 今年2月、松山市内で開催されたライブでは、普段なかなか本物のお笑いを見る機会の少ない愛媛のファンが殺到し、会場は溢れんばかりの大盛況!もちろんステージでもすばらしいパフォーマンスを披露してくれて、みんなに最高に楽しい夜をプレゼントしてくれました。
 そんなやじ君、先日久しぶりに話をしたら『来年の冬もマラソン出場、ライブ出演のために愛媛に行きます!』とのこと。これは大変だ!またあの爆笑の渦が再び愛媛に帰ってくるぞ!!さあさあ、愛媛のお笑いファンの皆さん、いまから首を長くして待っておきましょう! 1年経ってさらに芸に磨きをかけた南野やじのステージ、乞うご期待です!

南野やじ君のブログはこちら↓
http://mycasty.jp/yaji/


文&写真  忠政ひろふみ

vol.7

KIMONO   母から娘へ、優しい気持ちを伝える不思議な布  

KIMONO 母から娘へ、優しい気持ちを伝える不思議な布
日野 見衣子 (ひの みえこ)

 「着物で暮らす日常の姿を見てもらうことで、日本の女性らしさを伝えたいの」と、凛とした表情で語る日野見衣子さんは松山在住の演歌歌手。ステージではもちろんのこと日常から着物愛用しているとおっしゃるだけあって、現在所有する着物は50着以上にのぼるとのことだが、その半数以上が親や親族から受け継いだものだそうだ。
 洋服は流行のサイクルが早い。それゆえに世代を超えて受け継ぐことが難しい。しかし、着物は違う。時代の移ろいとともに緩やかな変化はあるものの、日本人の心の奥底に根付く伝統的な美意識を元にデザインされているため、たとえ年齢を重ねようとも、世代が変わろうとも、同じ着物を愛用することができる。そこが着物のよさであり、最大の特徴だ。
 「同じ着物でも帯や小物を替えることで華やいだり、落ち着いたりと変化を出せる。だから母からもらった着物を自分が着られたり、同じ着物を娘と楽しめたりするんです」と世代関係なく着物を楽しむコツを教えてくれる日野さんは、着物を購入する際に親子で着られるようにと、娘さんのサイズを意識して寸法を合わせるのだという。「親から子へ受け継ぐことを考えれば、よりよい物を購入しようと思えるし、自分が素敵だと思えるものを娘に受け継げるということが何よりもうれしい」と、顔をほころばせながら話す日野さんの笑顔からは、着物に対する並々ならぬ愛着が感じられる。
 『きもの』とはただの“着る物”ではない。親から子へ「美しい」と感じる美意識や、我が子を思う優しさが紡がれた“気持ちを伝える物”、それが『きもの』。だからこそ、いつの時代も廃れることなく、私たち日本人に愛され続けるのだろう。


文/忠政ひろふみ 写真/capsule

vol.8

芽生え。 音に託して、エコな気持ちをこの街に。  

芽生え。 音に託して、エコな気持ちをこの街に。
高岡 大輔 (たかおか だいすけ)

 春。それは植物も動物も、すべて生物が凍える冬の寒さから開放され、躍動を始める季節。人間もしかり。新しい生活が始まり、出会いが生まれ、様々な思いが花開く、心躍る時を迎える。
 高岡大輔27歳。オーストラリアの原住民アボリジニーの楽器で、世界最古の管楽器と言われる”ディジュリドゥ”の奏者。もともとは儀式や祭事の際の演奏に使われていた物だが、今ではその独特お宇宙観を感じさせる音色が最新の音楽シーンでも取り入れられている。


 「実はこの楽器、ユーカリの木をシロアリが食べて作ったものなんでよよ」と話す高岡さん、自然の恵みによって授かったディジュリドゥを愛し、音を奏でていく中で、環境保護に対する思いも次第に強くなってきたという。以前は大阪でクラブDJとしても活動していた彼は3年前に帰郷。松山に戻ってきて「空気はうまいし、緑はたくさん。潮の香りもする。なんて素敵な街なんだ」と実感したと同時に、失われていく街の自然を「未来の子供たちのためにも、自分の力で守りたい」と決意したと言う。

 
 愛するディジュリドゥ、そして故郷松山から、自然に対する優しい気持ちが芽生えた高岡さんは、「音楽を通じて一人でも多くの人が、地球環境について考えるきっかけを作れたら」と、今年5月18日に環境保護をテーマにした野外音楽イベント『ライブアース まつやま』を開催。彼の思いに賛同し全国各地から集まったミュージシャンによるライブのほか、環境に配慮したブースやワークショップも行われる。


 温暖化や環境破壊が地球規模で進むこの時代に、音楽を通じて生まれた故郷に対するエコな気持ち。今は小さな若葉だが、将来きっと大樹になるだろう。私たちは今ここに芽生えた若い息吹を、共に育てていかなくてはならない。


文&写真 忠政啓文